ホットキー

「GlovePIE」は「キーボードを押してくれる」ソフトでしたが 「AutoHotkey」は「キーボードが押された時に動く」ソフトになります。 「AutoHotkey」も独自のスクリプトを書くことで自由に設定することができます。 まずAutoHotkey公式ホームページから「AutoHotkey」をダウンロードします。

AutoHotkey公式HP
http://www.autohotkey.com/
http://www.autohotkey.com/

AutoHotkey設定スクリプトファイル:AutoHotkey.ahk

このファイルがパソコンとPC-OP-RS1を繋ぐためのスクリプトファイルになります。 あとは「AutoHotkey.exe」を起動するだけで自動的にこのファイルが実行されます。 以後はメモ帳等のテキストエディタでこのファイルを開いて編集していきます。 まずPC-OP-RS1のドライバーの状態を調べて設定値を修正します。 「マイコンピュータ」を右クリックして「管理」を選択してください。
BDリモコン付番

「コンピュータの管理」ウィンドウの「デバイスマネージャ」を選択して 「BUFFALO RemoteStation PC-OP-RS1」のカッコ(COM)の部分で数値が何になっているかを見て その数値を「AutoHotkey.ahk」の15行目「cRmtCom = 3 ; COMポート番号」の3の部分に入れてください。以上で初期設定は完了です。

コンピュータの管理

「AutoHotkey.ahk」にはPC-OP-RS1で赤外線リモコンの信号を受信するためのスクリプトが入っています。 使い方は「AutoHotkey.exe」の起動後にキーボードの「Win」キーと「z」キーを同時に押すことで PC-OP-RS1が受信待機モードになります。この状態でPC-OP-RS1に向けて受信させたいテレビリモコンの ボタンを押します。信号を受信すると「受信成功」というダイヤログが表示され、クリップボードに 受信した信号がテキスト状態で入るという流れになります。 この信号の情報をテキストファイルやエクセルファイルなどに 蓄積して行き、後ほどPC-OP-RS1から信号を出力する時の情報とします。

ホットキーについて

「AutoHotkey」は「ホットキー」を設定するソフトです。「ホットキー」とは テキスト入力以外の時にキーボードのキーを押すと何がしかの処理が動作する機能です。 例えば「Ctl」キー + 「c」キーでコピー、「Ctl」キー + 「v」キーでペーストなどができます。 これから行うのはこのホットキーに対してPC-OP-RS1から各信号を出力するように 「AutoHotkey」のスクリプトを書く作業です。
通常のキーボードのキー数では数が足りないため、装飾キーというものを併用します。 「Win」「Ctl」「Alt」「Shift」キーが装飾キーと呼ばれるもので、 これらのキーと別のキーを同時に押すと別のキーを押したことになります。 まずすでにホットキーが設定されているキーの使用を避けるために使えるキーが何なのかを整理します。

ホットキー設定表( WindowsXPの場合 )
 Ahk指定値WinCtlAltShift文字
HK001#^!+a#^!+a
HK002#^!+b#^!+b
HK003#^!+c#^!+c
HK004#^!+d#^!+d
HK005#^!+e#^!+e
HK006#^!+f#^!+f
HK007#^!+g#^!+g
HK008#^!+h#^!+h
HK009#^!+i#^!+i
HK010#^!+j#^!+j
HK011#^!+k#^!+k
HK012#^!+l#^!+l
HK013#^!+m#^!+m
HK014#^!+n#^!+n
HK015#^!+o#^!+o
HK016#^!+p#^!+p
HK017#^!+q#^!+q
HK018#^!+r#^!+r
HK019#^!+s#^!+s
HK020#^!+t#^!+t
HK021#^!+u#^!+u
HK022#^!+v#^!+v
HK023#^!+w#^!+w
HK024#^!+x#^!+x
HK025#^!+y#^!+y
HK026#^!+z#^!+z
HK027#^!a#^! a
HK028#^!b#^! b
HK029#^!c#^! c
HK030#^!d#^! d
HK031#^!e#^! e
HK032#^!f#^! f
HK033#^!g#^! g
HK034#^!h#^! h
HK035#^!i#^! i
HK036#^!j#^! j
HK037#^!k#^! k
HK038#^!l#^! l
HK039#^!m#^! m
HK040#^!n#^! n
HK041#^!o#^! o
HK042#^!p#^! p
HK043#^!q#^! q
HK044#^!r#^! r
HK045#^!s#^! s
HK046#^!t#^! t
HK047#^!u#^! u
HK048#^!v#^! v
HK049#^!w#^! w
HK050#^!x#^! x
HK051#^!y#^! y
HK052#^!z#^! z
HK053#^+a#^ +a
HK054#^+b#^ +b
HK055#^+c#^ +c
HK056#^+d#^ +d
HK057#^+e#^ +e
HK058#^+f#^ +f
HK059#^+g#^ +g
HK060#^+h#^ +h
HK061#^+i#^ +i
HK062#^+j#^ +j
HK063#^+k#^ +k
HK064#^+l#^ +l
HK065#^+m#^ +m
HK066#^+n#^ +n
HK067#^+o#^ +o
HK068#^+p#^ +p
HK069#^+q#^ +q
HK070#^+r#^ +r
HK071#^+s#^ +s
HK072#^+t#^ +t
HK073#^+u#^ +u
HK074#^+v#^ +v
HK075#^+w#^ +w
HK076#^+x#^ +x
HK077#^+y#^ +y
HK078#^+z#^ +z
HK079#!+a# !+a
HK080#!+b# !+b
HK081#!+c# !+c
HK082#!+d# !+d
HK083#!+e# !+e
HK084#!+f# !+f
HK085#!+g# !+g
HK086#!+h# !+h
HK087#!+i# !+i
HK088#!+j# !+j
HK089#!+k# !+k
HK090#!+l# !+l
HK091#!+m# !+m
HK092#!+n# !+n
HK093#!+o# !+o
HK094#!+p# !+p
HK095#!+q# !+q
HK096#!+r# !+r
HK097#!+s# !+s
HK098#!+t# !+t
HK099#!+u# !+u
HK100#!+v# !+v
HK101#!+w# !+w
HK102#!+x# !+x
HK103#!+y# !+y
HK104#!+z# !+z
HK105#a#   a
×#b#   b
HK106#c#   c
×#d#   d
×#e#   e
×#f#   f
HK107#g#   g
HK108#h#   h
HK109#i#   i
HK110#j#   j
HK111#k#   k
×#l#   l
×#m#   m
HK112#n#   n
HK113#o#   o
HK114#p#   p
HK115#q#   q
×#r#   r
HK116#s#   s
HK117#t#   t
×#u#   u
HK118#v#   v
HK119#w#   w
HK120#x#   x
HK121#y#   y
HK122#z#   z
HK123#^a#^  a
HK124#^b#^  b
HK125#^c#^  c
HK126#^d#^  d
HK127#^e#^  e
×#^f#^  f
HK128#^g#^  g
HK129#^h#^  h
HK130#^i#^  i
HK131#^j#^  j
HK132#^k#^  k
HK133#^l#^  l
HK134#^m#^  m
HK135#^n#^  n
HK136#^o#^  o
HK137#^p#^  p
HK138#^q#^  q
HK139#^r#^  r
HK140#^s#^  s
HK141#^t#^  t
HK142#^u#^  u
HK143#^v#^  v
HK144#^w#^  w
HK145#^x#^  x
HK146#^y#^  y
HK147#^z#^  z
HK148#!a# ! a
HK149#!b# ! b
HK150#!c# ! c
HK151#!d# ! d
HK152#!e# ! e
HK153#!f# ! f
HK154#!g# ! g
HK155#!h# ! h
HK156#!i# ! i
HK157#!j# ! j
HK158#!k# ! k
HK159#!l# ! l
HK160#!m# ! m
HK161#!n# ! n
HK162#!o# ! o
HK163#!p# ! p
HK164#!q# ! q
HK165#!r# ! r
HK166#!s# ! s
HK167#!t# ! t
HK168#!u# ! u
HK169#!v# ! v
HK170#!w# ! w
HK171#!x# ! x
HK172#!y# ! y
HK173#!z# ! z
HK174#+a#  +a
HK175#+b#  +b
HK176#+c#  +c
HK177#+d#  +d
HK178#+e#  +e
HK179#+f#  +f
HK180#+g#  +g
HK181#+h#  +h
HK182#+i#  +i
HK183#+j#  +j
HK184#+k#  +k
HK185#+l#  +l
×#+m#  +m
HK186#+n#  +n
HK187#+o#  +o
HK188#+p#  +p
HK189#+q#  +q
HK190#+r#  +r
HK191#+s#  +s
HK192#+t#  +t
HK193#+u#  +u
HK194#+v#  +v
HK195#+w#  +w
HK196#+x#  +x
HK197#+y#  +y
HK198#+z#  +z

表の「Ahk指定値」がAutoHotkeyのスクリプトでキーを指定する場合の値になります。 セルがグレーになっている組み合わせはすでに別のホットキーが設定されていて使用できないものです。

「GlovePIE」のページでは単純にBDリモコンでKODI(旧XBMC)の単体を操作するだけの内容でしたが 今度はテレビとKODI(旧XBMC)両方を操作するため、「モード切り替え」を考えないといけません。 どのボタンを使用してモード切り替えを行うかは自由ですが私の場合ですと BDリモコンボタンの大体のグループ分けをしてどのボタンを使うかを決めました。

BDリモコングループ
  • ■黄色:オプション系グループ
  • ■青:ナビゲート系グループ
  • ■緑:モード切り替え系グループ
  • ■ピンク:再生操作系グループ

モード切り替えは「L1」ボタン=テレビ、「L2」ボタン=KODI(旧XBMC)、「L3」ボタン=KODI(旧XBMC)(ポインタ操作)の三つとして説明します。 (「R1」「R2」「R3」ボタンは環境に合わせて追加してください。)
なお、BDリモコンからGlovePIE経由でホットキーを押すための設定ファイルは以下のものになりますので、 「GlovePIE」のページで使用したファイルではなくこちらを使用してください。

AutoHotkey使用時のGlovePIE設定スクリプトファイル:ahk.pie

ショートカット
"C:\Program Files\GlovePIE\GlovePIE.exe" -ahk.pie /tray

AutoHotKeyスクリプトについて

ここまででAutoHotKeyスクリプトを作成するのに基本となる情報は揃いました。 集めた情報をエクセルで一度まとめましょう。

まとめ用エクセルファイル:rc.xls

これから実際に作業をします。まず基本となるスクリプトをダウンロードしてそのファイルを メモ帳等のテキストエディタで開いてください。

AutoHotkey_L設定スクリプトファイル:AutoHotkey.ahk

「まとめ用エクセルファイル」のテレビ列のB列からD列までをコピーして 「AutoHotkey.ahk」のテレビの行にペーストしてください。 ペーストするとタブ文字も貼り付けられるのでタブ文字は置換で削除します。 これでテレビ操作が可能になりました。 このあたりは難しいかもしれませんが極力簡単にできるように考えていますのでご了承ください。

cuteExecについて

最後にKODI(旧XBMC)自体の起動をするためのホットキーを設定します。 単純にAutoHotkeyでKODI(旧XBMC)を起動すればいいのではないかと思いがちですが それだと実はボタンを押した分だけKODI(旧XBMC)が起動してしまいます。 そこで複数起動をさせない仕組みが必要になります。 そこで「cuteExec」というフリーソフトをダウンロードしてください。 そしてC:\Program Files\KODI(旧XBMC)\に設置してください。 「AutoHotkey.ahk」にはすでにcuteExec用の記載が入っていますのでBDリモコンの青のボタンを押すと cuteExec経由でのKODI(旧XBMC)起動を行えます。


※なお Autohotkey および AutoHotKey_L の詳細な使い方はこちらのページをご覧ください。

ここではAutoHotkey.ahkで使用しているホットキーの具体的な指定方法を紹介します。
AutoHotkey.ahkの解説


キーボードの別のキーを押す

●::Send, ▲ ; コメント
  • :ホットキー
  • :キーボードのキー
例)
#^!+m::Send, {Numpad1} ; コメント
  • [Win]+[Ctl]+[Alt]+[Shift]+[m]キーを同時に押した場合、[テンキーの1]キーを押す。
  • 各キーの指定はこちらをご覧ください。
  • 「;」を記述するとそれ以降の文章は改行されるまでただのコメントになります。
  • {}は複数のキーを同時に指定する時のキーごとの区切りに使用する。

変数に値を代入する

●::▲ = △ ;
  • :ホットキー
  • :変数
  • :代入する値
例)
#^!+a::Rmt = 0 ; コメント
  • [Win]+[Ctl]+[Alt]+[Shift]+[a]キーを同時に押した場合、変数Rmtに0を代入する。

任意の条件により発生

#If ● ; 
▲;
△;
(空行)
  • :任意の条件
  • :処理(空行になるまで実行)
  • :処理(空行になるまで実行)
例)
#If Rmt = 0 ; コメント
#^!+l::Send, !F4 ;

  • もし変数Rmtが0だった場合、[Win]+[Ctl]+[Alt]+[Shift]+[l]キーを同時に押した場合、[Alt]+[F4]キーを押す。

未設定にする

●::return ; 
  • :ホットキー
例)
#^!+g::return ;
  • [Win]+[Ctl]+[Alt]+[Shift]+[g]キーを同時に押しても何もしない。

マウスポインタ移動

●::MouseMove, ▲, ■, ◆ ,R ; 
  • :ホットキー
  • :X軸移動ピクセル
  • :Y軸移動ピクセル
  • :移動速度。「0」(即)~「100」(ゆっくり)(省略可)
  • R:Rを指定すると現在の座標からの相対座標になる(省略可)
例)
#^!i::MouseMove, -10, 0, 0 ,R ;
  • [Win]+[Ctl]+[Alt]+[i]キーを同時に押した場合、マウスポインタを左に10ピクセル移動する。

その他マウス関係

●::MouseClick, WheelUp ;   マウスホイールを上に回す
●::MouseClick, WheelDown ; マウスホイールを下に回す
●::MouseClick, Left ;      マウス左クリック
●::MouseClick, Right ;     マウス右クリック
  • :ホットキー

その他音量関係

●::Volume_Down ; 音量を下げる
●::Volume_Mute ; 消音
●::Volume_Up ;   音量を上げる
  • :ホットキー

プログラムを実行

●::Run, "▲" "■", ◆, ★;
  • :ホットキー
  • :プログラムのパス
  • :プログラムへ渡すパラメータ
  • :作業ディレクトリ(省略可)
  • :ウィンドウ状態指定(省略可)なし:標準、Max:最大化、Min:最小化、Hide:非表示
例)
#^!+w::Run, "C:\Program Files\KODI\cuteExec.exe" "C:\Program Files\KODI\KODI.exe" -p;
  • [Win]+[Ctl]+[Alt]+[Shift]+[w]キーを同時に押した場合、cuteExec.exeを実行する。その際、パラメーターとしてKODI(旧XBMC)のパスを渡す。
#!e::Run, cscript.exe //nologo "C:\hello.vbs", , Hide;
  • [Win]+[Alt]+[e]キーを同時に押した場合、VBスクリプトを実行する。その際、ウィンドウは非表示で行う。

★PC-OP-RS1赤外線出力(当サイトオリジナル)

●::SendRmt( "▲", "■" ) ; コメント
  • :ホットキー
  • :出力センサー番号(0~3を指定、複数指定も可)※PC-OP-RS1の触手の番号
  • :出力信号値※受信モードで調べた値
例)
#^!+g::SendRmt( "0123", "000000000000000~" ) ;
  • [Win]+[Ctl]+[Alt]+[Shift]+[g]キーを同時に押した場合、PC-OP-RS1の0番、1番、2番、3番の出力センサーから赤外線信号を出力する。

★PC-OP-RS1赤外線受信(当サイトオリジナル)

●::GetRmt()
  • :ホットキー
例)
#z::GetRmt()
  • [Win]+[z]キーを同時に押した場合、PC-OP-RS1の本体で赤外線を受信するか、タイムアウトになるまで、赤外線受信モードになり、赤外線を受信するとクリップボードに信号のデータが入る。

これで基本的なKODI(旧XBMC)の環境は整いました。
では快適な動画ライフをお楽しみください。ヾ(o゚ω゚o)ノ゙

次は原点にもどって「DLNA」のページへ

KODIについて

リモコンについて②

にせ肉(ダシダおからこんにゃく)

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