Apple製品とKODI(旧XBMC)について

ものすごく勢いのある、Apple製品ですが、KODI(旧XBMC)のeden(バージョン11)からairplayというiPhoneやiPadに、 搭載されている機能に対応しました。このページでは、airplayとライブカメラ配信(HLS)の紹介をします。

KODI(旧XBMC)によるairplayとライブカメラ配信(HLS)のデモ

 

デモの中で使用しているビックリマン風まどマギシールは
吉田悟郎さんのページからいただいてきました。ありがとうござます。
ビックリマン風まどマギシール

airplay

airplayはiPhoneやiPadなどの中にあるメディアデータを、外部の機器でダイレクトに表示・再生する機能です。

説明だけでは分かりづらいと思いますが、airplayをやると突然画面が、切り替わるので結構驚きます。しかも、とても簡単にできてしまいます

KODI(旧XBMC)側の設定は「システム」から設定画面を表示して「ネットワーク」で「airplayを受け入れる」にチェックします。 これだけです。
airplayを受け入れる

あとはapple製品側のメディアのメニューボタンの中にある、airplayボタンを押して、表示する機器を選択すれば、表示・再生することができます。(通常はairplayボタンは表示されていませんが、airplayができる機器を、apple製品側で検知すると、自動的にボタンが出現します。)
airplayボタン

airplayボタン

ライブカメラ配信(HTTP Live Streaming)

自宅のパソコンに付けたウェブカメラをapple製品から見る方法を紹介します。

用意するものは

  • ウェブカメラ
  • 映像変換ソフト(VLC media player)
  • 配信用ウェブサーバ(apache)

です。

「VLC media player」「apache」はフリーソフトですので、随時インストールしていきます。

※このウェブカメラは安いのに高性能でした。
配信用としては最適かと思います。
LOGICOOL ウェブカム HD画質 120万画素 C270

VLC media player

インストールの解説は簡単なので割愛します。 下記のサイトよりダウンロードして、適当にインストールしてください。
http://www.videolan.org/vlc/download-windows.html
http://www.videolan.org/vlc/download-windows.html
※ただし、バージョンによって、エンコードがうまくいかないものがありますので、エラーになったら違うバージョンで試したほうが良いです。うちの環境ですとバージョン2.1.0でエンコードしています。

Apache

Apacheに関しても、奥が深すぎるので、解説は割愛します。 Apacheについて分らない人は下記のサイトなど参考にしてみてください。 必要なのはApacheですが、面倒なので、Apacheが含まれているxmappというソフトを、私は入れています。

WindowsでApacheを使おう
http://www.tohoho-web.com/wwwxx048.htm

xmapp
http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html

まず最初にウェブサーバ(Apache)の準備をしておきます。 「C:\xampp\htdocs」というフォルダを、ウェブサーバが公開しているとして、 ここにライブカメラ配信用の任意のフォルダを作成します。 ここでは「streaming」というフォルダを作成しました。 この中にブラウザからアクセスするためのindex.htmlを作成します。

index.html
<!doctype html>
<html>
    <head>
        <meta charset="utf-8" />
        <title>HTTP Live Streaming</title>
    </head>
    <body style="padding:10px; margin:0; border:0;">
        <video width=1280 height=780 controls/><source src="mystream.m3u8"//></video/>
    </body>
</html>

※<video width="1280" height="720" src="mystream.m3u8" />の部分が表示する映像の指定です。
「mystream.m3u8」にプレイリストがあるという指定です。

ウェブサーバの準備は以上です。 次に映像変換ソフト(VLC media player)の準備をします。 VLC media playerを起動します。
VLC media player

メニューの「メディア」から「キャプチャーデバイスを開く」をクリックして、 ダイヤログを出します。「ビデオデバイス名」から接続したウェブカメラを選択します。 「詳細設定オプションの表示」にチェックを入れます。「オプションの編集」のところに、 表示された「dshow-vdev=」の値をコピーします。これがカメラを指定するためのパラメーターになります。 このパラメータが分かればあとは終了していいです。
VLC media player

dshow-vdev=Logicool Qcam Orbit/Sphere AF

※このような文字列の"Logicool Qcam Orbit/Sphere AF"の部分

次に映像の品質を決めます。
apple製品の動画は、基本的に映像部分はh.264、音声部分はAACというもので合わせないといけません。 また、この組み合わせのパラメーターにも決まりがあり、「Baseline profile level」というものがあります。 これに合わせないと、映像を表示することはできません。
Baseline profile levelの参考値は以下のものです。

Baseline profile level
LV Baseline 解像度/フレームレート
3.0 Main 10Mbps, High 12.5Mbps 352x480 61.4fps, 352x576 51.1fps, 720x480 30.0fps, 720x576 25.0fps
3.1 Main 14Mbps, High 17.5Mbps 720x480 80.0fps, 720x576 66.7fps, 1280x720 30fps
3.2 Main 20Mbps, High 25Mbps 1280x720 60.0fps, 1280x1024 42.4fps
4.0 Main 20Mbps, High 25Mbps 1280x720 68.3fps, 1920x1088 30.1fps
4.1 Main 50Mbps, High 62.5Mbps 1280x720 68.3fps, 1920x1088 30.1fps
Apple製品のプロファイルレベル
LV 機種
3.0 iPhone3
3.1 iPhone4, ipod touch4, ipod touch5, ipad2
4.1 iPhone4s, iphone5, ipad3

これらをことを踏まえ、出力したい映像のサイズと、フレームレート(1秒間に出力する画像数)を決めます。 映像を変換するCPUの負担や、回線スピードなども考えて最適なものを指定してください。 とりあえずここではプロファイルレベル3.1、横1280ピクセル、縦720ピクセル、フレームレート0.1にしています。 映像変換はVLC media playerで行うわけですが、パラメーターが特殊なので、通常の操作ではなく、 コマンドでVLC media playerを使用します。ここまでに決めたパラメーターを元にコマンドを作ります。

映像変換用のVLC media playerコマンド
start /high vlc -I dummy dshow:// --dshow-vdev="Logicool Qcam Orbit/Sphere AF" --sout="#transcode{width=1280,height=720,vcodec=h264,vb=192,fps=0.1,venc=x264{aud,profile=baseline,level=31,keyint=30,ref=1},acodec=aac,ab=64,samplerate=24000,channels=2}:std{access=livehttp{seglen=10,delsegs=true,numsegs=5,index=C:\xampp\htdocs\streaming\mystream.m3u8,index-url=http://(ホスト名)/streaming/mystream-########.ts},mux=ts{use-key-frames},dst=C:\xampp\htdocs\streaming\mystream-########.ts}"

--dshow-vdev=ウェブカメラ名
width=横ピクセル数
height=縦ピクセル数
fps=フレームレート(1秒間に出力する画像数)
index=プレイリストを出力する場所
index-url=プレーヤーがアクセスするURL
dst=出力される動画の場所

出来たコマンドを実行します。 「ファイル名を指定して実行」に「cmd」と入力してコマンドウィンドウを出します。
ファイル名を指定して実行

ファイル名を指定して実行

コマンドを実行

VLC media playerをインストールした場所まで移動します。

cd C:\Program Files\VideoLAN\VLC

先ほどのコマンドを実行します。
コマンドを実行

これで「C:\xampp\htdocs\streaming」に「mystream.m3u8」と「mystream-########.ts」という映像ファイルが出力されます。
コマンドを実行

あとはsafariから「http://(ホスト名)/streaming/」へアクセスすれば映像を見ることができます。

KODI(旧XBMC)でライブカメラの映像を表示

このライブカメラの配信映像は、KODI(旧XBMC)でも表示することができます。 まずテキストファイルを作成して、その中に「http://(ホスト名)/streaming/mystream.m3u8」を記載して、 拡張子を「.strm」にして保存します。ここでは「webcam.strm」とします。 あとはこのファイルをKODI(旧XBMC)を選択して再生するだけでOKです。

webcam.stream
http://(ホスト名)/streaming/mystream.m3u8

※KODI(旧XBMC)を付けているパソコンとウェブカメラが付いているパソコンが同じなら、 ホスト名は「localhost」でもいいです。

※ホスト名って言っても、難しい人には難しいかもしれませんね… ウェブカメラが付いているパソコンのローカルIPでもLANの中であれば、 アクセスできますが、それでは外からはアクセスできません。インターネットからアクセスできるようにするには、 ある程度のネットワークの知識が必要ですね…。

※ちなみにustreamでもウェブカメラの配信は可能です。 大々的にライブ配信をしたいというのであればustreamをお勧めします。 こちらはこっそり個人的に楽しむのに向いています。

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KODIについて

リモコンについて②

にせ肉(ダシダおからこんにゃく)

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